カテゴリー: 薬草について

和薄荷(ハッカ)


日本在来のシソ科ハッカ属の多年草。通称では和ハッカ(和薄荷)。
全草で特に茎葉に精油を含んでおり、その精油成分はメントールを主に、ピネン、カンフェン、リモネンなど。精油成分には、大脳皮質や延髄を興奮させる作用があり、発汗、血液循環を促進させる働きがあります。古くから胃腸薬や鎮痛薬、香料として使用されてきました。皮膚に塗ると、局所的に血管を拡張させる作用から筋肉の緊張や痛みを和らげる働きをします。近年は虫除けやデオドラントとしても注目されています。

棚田では他のミント類も栽培していますが、今回の百花草ビールには日本在来の和ハッカの優しい香りを選びました。和ハッカの草取りをしていると、ハッカの香りがして気持ちを爽やかにしてくれます。

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