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ビールの原料について


日本の酒税法では、ビールの原料として使用が認められているのは、麦芽(モルト)、ホップ、米・とうもろこし(コーン)・でんぷん(スターチ)・糖類等、水です。
酒税法上ビール醸造免許を取得するためには、年間60㎘の製造(330㎖瓶で約18万本)が必要ですが、ちいさなマイクロブリュワリーの手に負える量ではないので、普通は発泡酒醸造免許からスタートします。こちらだと年間6㎘(330㎖瓶で約1万8千本)。ただし麦芽の割合が50%以上だとビールとみなされてしまうため、ビールでは認められない副原料を入れることによって、発泡酒の枠に収まるようにしています。よく入れられているのはアイリッシュモスやカラギナンといった清澄剤が多いですが、当伊吹山グリーンビアラボでは、「米麹」を入れています。もちろん米麹は、当棚田で栽培している無農薬無肥料栽培のお米から作った自家製麹です。

なので当薬草ビールの原材料は、
麦芽(モルト)・ホップ・水・米麹・ハーブ・スパイス類・糖類(ナチュラルカーボネーションに使用)となっています。
(現在試作したトゥルシビール、百花草ビールの裏ラベルには、原料として炭酸ガスが記載されています)

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